ストレスと健康・全国調査2013-2015とは

調査の際には、一般の方にもわかりやすく「ストレスと健康・全国調査2013-2015」と呼びますが、この研究に参加している研究者の間ではこの調査は「世界精神保健日本調査セカンド (WMHJ2)」と呼んでいます。

世界精神保健調査(World Mental Health Surveys)は、世界保健機関(WHO)およびハーバード大学医学部が進める世界28カ国のこころの健康についての疫学調査です。平成14-18年に日本でも、世界精神保健調査の一部となる世界精神保健日本調査(World Mental Health Japan Survey)が実施されました。これが第1回の「こころの健康についての疫学調査」です。

世界精神保健調査および世界精神保健日本調査からは、多くの研究成果が公表されています。例えば子供時代の困難な出来事が大人になってからのこころの健康に影響することや、痛みをを伴う病気や循環器疾患がこころの健康と関係することがわかりました。世界の疾病負担(Global Burden of Disease)研究という、病気が生活に与える影響をランキングする大規模な研究にも貢献しています。

世界精神保健日本調査セカンドは、第1回の世界精神保健日本調査の10年後に、同様の調査を行うものであり、日本および世界のこころの健康の実態を明らかにするために大事な調査です。

 

参考文献